約250年余前から伝わる兵庫県小野市の伝統の包丁 播鍛。

播鍛

Japan Brand Collection2020に掲載されました。

古くから金物の町として栄えてきた、小野市にある〈河島産業〉は、昭和4年創業の老舗金物商社。河島産業の扱う金物は、伝統と匠の技で仕上げられる本物のみ。そんな河島産業と刃物鍛冶専門「田中一之刃物製作所」をメインに、他産地の厳選されたメーカーとのコラボレートにより誕生したのが、包丁ブランド〈播鍛/BANKA〉だ。
鋭い切れ味、錆や摩耗への強さ、美しく手に馴染みやすい柄。こだわり抜いた高品質包丁を、播州から世界へと発信する。刃には最上級の刃物鋼を使用。職人が一つひとつ丁寧に炉の中で熱し(焼き入れ)一気に打ち合わせる。全国でもあまり見られなくなった手作業での鍛造により、鋼の組織は細分化され、しなやかさと共にその強度は飛躍的に上がる。刃の紋様を見ればわかる、それはまさに日本刀の製造工程にも重なり、芸術的な逸品が生み出されるのである。その一方で研ぎやすく手入れのしやすさも特長で、切れ味、扱いやすさ、持ちやすさ、そして芸術品にも匹敵する美しさ。播州の鍛冶職人による伝統的技術と、しなやかな感性を重ね合わせ誕生した本物の包丁がここにある。
古来より日本では、刃物は権威を表す最高の献上品とされてきた。災いを断ち切り、幸福を切り開くものとされている包丁は、門出を祝福するにはうってつけの物だといえる。心のこもった縁起の良い贈り物として、“世界に一つ”の〈播鍛〉の包丁はいかがだろうか。ブランド創立から三年。その確かな品質に、リピーターも年々増え続けている。一度使えば、もうほかの包丁は使えない。そう思わせてくれる逸品がそこにある。